萌えは心のエネルギー!
意味不明な叫びは置いといて。久々?のカオスです。
MとQが愛を叫ぶだけ。
主流の鬼畜MQも好きなのですが、どうにもQがMを好きすぎるので結局ラブラブに……あれって攻めと受けにある程度のすれ違いがないと成立しないよなぁ。がっちり噛み合ってたら鬼畜じゃなくてただのSMプレイだし。
それっぽいことはうちの二人、やってる気がしますが。
<その9>
Side-M
好き、なんだ。お前のことが。
離れているのが辛い。いつも、自由に出来る時間の間はお前のことを考えている。お前の顔を見たい。お前に触れたい。抱きしめたい。くちづけしたい。
お前が必要だ。
あの人に仕えるのは喜びであり、生きる意味だ。だが、それをなくしても生きていくことは出来るだろう。狗にはならない。それがあの人との約束だ。だが、お前は違う。俺が俺でいる為に、お前が必要だ。お前が居ないと、俺の足元はあやふやになる。足場はある。あの人という足場が。綱渡りのように、歩いていくことは出来る。俺は身軽だ。綱渡りは得意だ。だが、心地良いわけではない。安心は出来ない。満たされた気持ちで、幸福だと思うことは出来ない。お前が必要だ。お前がいなければ、俺は俺として満たされることは出来ない。
好きだ。俺は求めるばかりで、お前に何もやれない。最低の愛情だ。
それでも、俺は求めている。お前を求めている。
俺のそばに居てくれ。俺を見てくれ。俺の名を呼んでくれ。俺を欲してくれ。
そしてお前が俺の頬に触れ、「好きだ」と言ってくれる度、俺の心は癒される。
お前によって満たされるんだ。
Side-Q
最初に好きになったのは俺の方なのに、いつの間にかお前の方が強く俺を求めているみたいで。
お前の心を奪ってやったと勝ち誇る一方で、むずがゆくて恥ずかしくて、なんだか申し訳ないような気もして。
お前に求められることで俺は満たされるのに、急にしょんぼりした顔で「すまない」なんて言われるとどうしたらいいかわからなくなる。お前が欲しいといってくれなくなったら、俺はどんなに不安になるか。
俺を抱きしめたお前が、ほっとした顔で幸せそうに俺の名前を呼ぶと、喜びのシグナルが体中を駆け巡る。いつもの厳しく強いお前はどこにも居なくて、俺だけが硬い装甲で覆った柔らかい核の部分に触れられる。くすぐったそうな笑顔なんて、ワイリー博士だって見たことがあるかどうか。
天にも昇る心地という形容があるけれど、まさしくそれだ。幸せだ。
好きだよ、メタル。好きだ。
何度だって、いってやるから。
+++
やっぱり私の脳汁はカルピス原液なんだな。
[1回]
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