ロクマサイトはおおけれど、MQは相変わらずマイナーなのねと落ち込むことしきりの朱月です。
今日は異様に疲れてメタメタの続きは書けなかったんですが、妙なネタが降臨(仕事中に)。
MQかQMかよくわかんない感じになってしまったけどMQです。カオス11とちょっと似てる。
<その13>
「ただいまー」
「ああ。おかえり、クイック」
「……って、コピーメタル! 何でメタルがお前の膝枕で寝てんだよ!!」
「今日忙しくてずっとフル稼働しててな。さっきまで起きてたんだが、無理だったらしい」
「何なんだよお前! ほんっとむかつく! メタルのメンテしてたときもいやらしい手つきで意識無いメタルのこと撫で回してただろ!」
「ああ……それならナンバーズ全員にやってる。安心しろ☆」
「安心できるかっ! ああっ、メタルは何でお前に甘いんだよ!」
「そんなに怒るな。俺は疲れてるならE缶飲んで寝ろって言ったんだ。それをこいつ、クイックが帰ってくるまで待つって」
「そ……そーだったのか」
「まあ、寝オチしたこいつを強制膝枕に移行させたのは俺だがな」
「この野郎……」
「拳ぷるぷるさせてる暇があったら早く起こしてベッドに連れて行ってやれよ」
「くそ……起きろよメタル」
「お前の大声でも目覚めなかったしな……結線して覚醒シグナル流した方が良いぞ」
「いちいちうるさいんだよ――ほれっ!」
【DWN009:スリープモードから通常モードへ移行します】
「…………むぅ」
「起きたな? 起きたな? 部屋行くぞ!」
「帰ってきたのか、クイック。何故涙目で……というか、何故俺はコピーの膝枕で寝ているんだ?」
「そんなことどうでもいい! ほら、立つ! 部屋行くぞ!」
「クイック」
「なんっ…………っッ!」
「おかえりのチュ―だ」
「何だ。お前それがしたくて待ってたのか」
「ああ……とりあえず少しでもクイックを摂取しないことには一日が終わらん」
「なるほどな。ご馳走様」
「なっ、なっ、なっ……」
「行くぞクイック。今日は何かする気力は無いが、お前の隣で眠りたい」
「おやすみ、二人とも~」
+++
コピメタの登場で修羅場は発生しました。クイックの取り合いじゃなくてメタ兄の取り合いという形で……いや、単に嫉妬しやすいQがコピメタに噛み付いてるだけなんですが。コピメタは子猫にじゃれつかれた虎のような気持ちで内心ほのぼのしてます。
コピメタ「弟はみんな俺の嫁☆」
メタ「おい……まあ別に良いか」
クイック「よくねぇー!!」
コピメタ「俺は『俺』の嫁にならなってもいいけどな(ポ)」
メタ「悪いが嫁は間に合っている。あとクイックは俺の嫁だから、そこは譲らんぞ」
コピメタ「わかってるって。つまり、こうだろう? 『俺』は俺の嫁」
メタ「む。確かに俺の婿の座は空いている」
クイック「ああもう意味わかんなくなってきた!!」
何だこの漫才。
Qはすっかりツッコミ役になってしまいました。
[1回]
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