愚者の跳躍

カオス用カテゴリ作った方がいい気がしてきた。
ネタメモにあったカオスを手直ししてうｐしてます。コピメタショックＢ、Ｃ編。ショックって言うか、コピメタブラコン編。
Ｍ←Ｂ、Ｍ×Ｑの匂いがするので腐向けで。



＜Ｂの場合＞

「好きだよ、バブル」
「やめてよ……兄さんの顔でそういうこと」
「どうしてだ？　昔お前が『俺』のことを好きだったからか？　でも俺の言う『好き』の種類を勘違いするお前じゃないな」
「……勘違いしないから、辛いんじゃないか」
「そうだな。済まなかった……でも仕方がないな。俺はあいにくあいつほど我慢強くない。あいつのせいで俺の中には家族への愛情が満ち溢れているわけだが、俺はソレを抱えたまま平然としていられるほど強くないんだよ。あいつがクイックに対して素直なのは、口にして多少でも発散しないと壊れてしまいそうだからだろうな。俺はあいつよりもっと弱いんでね、家族への愛情も口にしないとコアが爆発してしまいそうだよ……苦しくてね。こんなに好きなのにお前たちに何もしないでいられるあいつはひょっとしたらマゾなんじゃないか」
「ふふっ」
「ようやく笑ったな。笑う顔も可愛いよ……でもひょっとして嘘だと思ってるんじゃないだろうな」
「メタルは自分に厳しいんだよ」
「ＳなんだかＭなんだか分からないな。まあ、あまり勝手なことを言っていると後で『俺』に怒られるな。じゃあとりあえず愛しい弟を抱きしめさせてくれないか？　キスは頬までで我慢しよう」
「そうしたいのは君？　それともメタル？」
「したいのは俺だが、俺がそう思うのはメタルのせいだ。それ以上の解釈はお前に任せるよ。さあバブル、こっちへおいで」



＜Ｃの場合＞

「可愛いな……クラッシュは可愛いな。意外と小さいからすっぽり抱きしめてしまえるね。嬉しいな」
「ぎゅう」
「……ん？　苦しかったかい？」
「ううん、大丈夫……でも、メタルは、こういうことしない」
「そうだな。あいつは馬鹿だからな。本当は弟たちが可愛くて可愛くて甘やかしたくて仕方がないのに、ぐっとこらえて厳しくしてるんだ。ちょっと頭をぶったたけば俺くらいのブラコンになるんじゃないかと思っているがね」
「ほんとは、メタルもしたいの？」
「したいさ。俺がしたくてたまらないんだから、あいつだってしたいと思ってるに違いない。でも、あいつはお前たちに少し遠ざけられるくらいがちょうど良いと思っているんだよ。馬鹿だと思うだろう？」
「……メタルは、馬鹿じゃない」
「でも、クラッシュだってあいつによしよししてもらいたいだろう？」
「……う」
「ふふ、正直な子は好きだよクラッシュ。だから、俺があいつの代わりにたくさん抱きしめて、撫でてあげよう。そのデータはあいつに渡すから、そのうち我慢できなくなって自分でもしたくなるに違いない」
「コピー……俺をよしよししたいのはコピー？　それともメタル？」
「どっちもだよ。だから、今は俺が二人分可愛がってあげよう。愛しているよ、クラッシュ」
「俺も……どっちのメタルも、好き」



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ブラコン……（笑）でもコピメタがブラコンなのは彼自身のせいじゃなくてメタルのせいだよ！メタルがむっつりブラコンなのが悪い。
コピメタの答えがＢとＣで若干違うのは相手によって答え方を変えてるせいです。むっつりのオリジナルは弟たちとイチャイチャした記憶を渡されて悶々？としてればいいんじゃないかな！

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