ロボットにはそう望む権利さえない世界なんだなぁと、9についてつらつら考えてました。
9についての呟きは基本的に死ぬほど暗いので追記&反転にしておきます。
ちなみに、メガミ9の話です。
ゲームでは9のライトナンバーズは最終的には助かっていたようですが、アレンジサントラについてたメガミではどうかという以前の呟きをむしかえしてみる。
彼らが抗いをやめること=「自分たちと世界中の工業用ロボットは人間の都合に合わせていつでも死んでいい存在である」と認めることなわけで、負けたらスクラップ工場行きだと覚悟して戦ってるはずなわけです。そりゃ新型とか旧型関係なく強いに決まってますよ。命かかってるんだから。
彼らは修理されたときに多分ワイリーチップをもらってる、つまり人間に歯向かうことができる意思を貰ったわけで(ロックに「いい子ちゃんのライトが作ったのだから人間は撃てないだろう」と言ってたので、つまりDWNはその気になれば人間を撃てると解釈)、その彼らが使用期限が来たということ意外何の落ち度も無いのにゴミのように捨てられてもいいと思うわけがない。
果たして彼らを止めようとしたカットマンたちは、彼らを止めた後スクラップ工場へ彼らを引きずっていく覚悟があっただろうか。彼らを止めるということが、たとえ単なる「暴走」であったところで彼らの死に直結していると自覚してただろうか。正直、そうは思えないんだな……
自分たちは死にたくないし、仲間を死なせたくない。
ロボットとしての立場で叫ぶ彼らに相対するロックやカットたちは、どうしようもなく人間側に立っている存在で、人間の味方にしかなれなくて、人間のためなら同胞であるロボットの命も心も塵芥同然であると、つきつめるとそう主張してることになる(たとえ9のDRNたちが最終的に助命されるとしても、ロボット新法がなくならない限り意味は無いわけだし……ひょっとして10への伏線なのかとも思うけど)……ロックは苦しんでくれるかな。
ゲームではブルースが使えるわけだけど、ストーリーはないんだっけ?
メガミのブルースはとってもドライだけど、彼は何を思って9のDRNと戦うんだろう。[0回]
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