昨日の日記です。
昨日はMASAさんGMによるゲヘナAn(アナスタシス)キャンペーンの第4回でした。次回最終回だそうで。リプレイ本は夏に間に合うんでしょうか(笑)
ゲヘナは「アラビアンダークファンタジー」と銘打ってあるゲームなわけですが、面子のせいかなんなのか、とにかく毎回爆笑してます。事態は結構シリアスなんですけどね。
以下長くなるので興味のある方だけどうぞ。
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ゲヘナAnは妖霊(ジン)とか邪霊とか魔物がはいかいしまくる地下世界(ていうか地獄)ゲヘナで「享受者」と呼ばれる超人となって遊ぶゲームです。紫杯連という組合があるのですが、けっこう○○会系××組って感じかもしれないと思う、享受者っていわゆるヤクザっぽいらしいです。
<1~3話までのあらすじ>
享受者としての先輩であるサマエル(天使、男)を冒険途中に失ったニルーファル(人間、性別不詳)、アンリ(人間、女)、ジブリール(人間、男)は彼を反魂する(ゲヘナでは肉体よりも魂が重要であり、頑張れば魂を連れ帰って復活させることが可能)ことを決意した。ジブリールと別行動をとり、サマエルの魂が向かったパンデモニウムという獄(死んだ魂の向かう場所。上位邪霊が支配しており、いくつも存在している)への案内人を探しに向かった。
イスラフィル(人間、男)、ザーグシュノー(銀糸の民、女)、ミンミン(獣人、女)は街の紫杯連からの依頼でニルーファル、アンリと合流し、行方不明になった案内人カイバーンを探した。見事カイバーンを連れ帰ったものの、彼に目をつけていた邪霊ベルリエルの襲撃をうけ、辛くもそれを撃退する。
街に変えると、イスラフィルの娘サハルが誘拐されていた。誘拐犯と思しきものたちが向かったのは蒸気の街モレクらしい。単身彼らを追ったミンミンの代わりに仲間になったのは、カイバーン探しにも同行したイシュミール(獣人、男)。彼は自分たちのシマを荒らされた紫杯連の命令で一行に加わる。
モレクにはアンリの武器を獄の中でも使用可能にすることが出来る鍛冶屋もいるらしい。襲撃を受けながらも情報をあつめると、その鍛冶屋(イフサーン)は親元から家出しており、街では奇怪な襲撃事件が起きていた。市長にはイフサーンと接触していた妖しい女が秘書としてついているらしい。
いきなり突撃するのもどうかと悩んだ一行は、鍛冶屋の親であり発明家のライルの紹介で市長の屋敷へ。しかし、イフサーンとサハルはすでに街を発ったあとだった。しかも、妖しい秘書は死んだはずのイスラフィルの妻サハルナズだったのだ。
戦いの末生け捕りにしたサハルナズに事情を聴く一行。彼女は死後パンデモニウムに飛ばされており、生き返るためにサハルとザーグシュノーを捧げろと命じられたらしい。サマエルが絡んでいるという情報もあり、殺気立つ一行はサハルとイフサーンを追って獄近くの村へ向かった。村長に話を聞こうとしたところ、突然村が襲撃に会う……!
<PC(あいうえお順)>
・アンリ/女、18歳、刀士、人間 (PL:柚木さん)
信条:復讐(肯定)、日常(否定)
この世界は邪霊イブリスが作り上げた偽りのもので、全ての邪霊に復讐を誓っている刀士(剣士)。かなり単純なので最初は刀を振ってれば満足なアホの子かなぁ(爆)と思っていたら、結構黒い裏設定がどろどろ出てきた。彼女の刀はマユといい、イブリスの代わりに自分たちが世界を征服すべきだったと思っている危ない一族の出らしい。「誰にせよ、私の邪魔をするなら容赦しないよ?」とあっけらかんといいつつ、GMの出す敵キャラをさくさく切り刻みまくるパーティーの主戦力。
・イスラフィル/男、42歳、火吹き炎術鷹匠、人間 (PL:朱月)
信条:恋愛(肯定)、身分(否定)
もともと旅芸人の出で、身分の高いお嬢様だったサハルナズと駆け落ち結婚。娘サハルが生まれてすぐに妻を邪霊に殺され、その復讐のために享受者になったやもめ…のつもりだったんだけど、便利な技能をいろいろとってたらわけがわからなくなった。舞踏も最大レベルあるので「芸人」だとはっきり言った方がいいですね。
「楽園パレード」という芸人兼享受者パーティーのリーダー。最近いろいろ大変だけど、妻と娘を助けるために頑張ります。
・イシュミール/男、?歳、獣甲闘士、肉食獣人(熊) (PL:Djinnさん)
信条:運命(肯定)、欲望(肯定) だった気が…
相棒のナギ(男、堕天使)と共にカイバーン探しに同行したクマ。頭は最高に悪いが、いい奴。獣甲(アイテム化した魔獣を身体に寄生させるもの)でホバー移動しつつ壁役をこなす。
・“砂漠の蛇”ザーグシュノー/女、?歳、座空乗りの獣甲邪眼師、銀糸の民 (PL:U-kaiさん)
信条:欲望(肯定)、正義(否定)
生まれつき四肢が不自由で迫害を受けて生きてきたため、性格がこれでもかというほどひねくれた娘だが、「楽園パレード」の一員で、イスラフィルやミンミンとは家族同然に暮らしている。パーティの金銭交渉約。車椅子代わりの座空(空飛ぶ絨毯)「ろーるすろいす」はやけに万能。獣甲は額に義眼を入れているだけだったりする。
・ニルーファル/性別不詳、24歳?、神語術師 (PL:絹野帽子さん)
信条:自制(肯定)、快楽(否定)
貞操観念は硬いが、それ以外は楽しくやりましょうという主義をもった性別不明(口調は女性)の人物。冷静沈着で穏やかなパーティの回復役。付き合いが長いせいか、アンリをうまくあしらう術を心得ている。
・ミンミン/女、12歳、座空乗りの愧拳術士、肉食獣人(パンダ) (PL:MASAさん(GM))
信条:財産(肯定)、人気(否定)
最初の2話でGMが使っていたPC。本来ジャハンナムには存在しないはずのパンダの獣人で、ちやほやされることに飽き飽きしており、「世の中、金よね」などといっているスれた子供だったが、一応「楽園パレード」のマスコットだったはず…。4話で驚愕の事実が明かされ、本当にパンダなのかどうかもあやふやになってしまったが、それでいいのか……?
<4話のあらまし>
襲撃してきたのは、
何故か空を飛んでおり、強力な炎術を操るサハルだった!彼女はすぐに消えてしまい、その場から逃げようとしていた鍛冶屋のイフサーンを発見する。彼は上手い話に乗せられて自発的に敵に協力していたらしい。脅しをかけまくってアンリの刀を強化することを承諾させ、一行は情報収集やアイテム集めのために分散する(金が足りないイシュミールは、ザーグシュノーに「ニコニコ楽園ローン(5日で複利25.25%?)」)で6000Diほど借金。単純なのでよくわかっていないながらも借金地獄への道へ(笑)
そんな中、武器を失っている(刀士は専用の武器でないと力を発揮できない)アンリに敵の鳥人(ホレート)、サマエル、サハルの3人が襲撃をかけてきた!
びっくりしつつも全速力で村の外に逃げ出すアンリ。そこに何故か瀕死のジブリールが駆けつけ、サマエルの形見のアズラエルの欠片(霊を操るアイテム)を渡す。慣れない魂装術で戦うアンリ。ジブリールから事情を聞きだすと、サマエルとサハルはパンデモニウムの主モバイによって魂に邪霊の種を植え付けられているとのこと。サマエルは「邪霊をも理解しなくてはならないと考え、モバイに与えられた現世と獄を行き来する力で自分なりに動いていた」という。戦いの末、サハルとサマエルの魂はサハルナズから預かっていた護魂の壷に封じることが出来たが、ホレートの魂は獄へと飛んでいった。八つ首の蛇モバイは死んだ術者の力を吸って自身の復活を企んでいるのだ。
サマエルの魂はパーティに「世界意志の雫」と呼ばれる首飾りを託した。彼が死ぬことになった事件で関係していたアイテムであり、これに主と認められればモバイの力を弱める事ができるという。
「あ~……(ラスボス)結構強くなっちゃったなぁ~」と呟くGMにちょっとだけ背筋がさむくなりつつ、結末は次回に託されたのであった。
あ~、長かった。
もし最後まで読んでくれた方がいらっしゃったらありがとうございます。
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