復讐ジャームと化した三成について。
彼がジャーム化する場面まで妄想した私は相当アレだとおもうけど、興味ある人はどうぞ。
*一応用語
タイタス:死んだ、裏切った、急激な心情の変化等で関係性が変化してしまったロイス。これを「昇華」すると強力な力が得られる(「○○への思いを力に変える」等、親しい人のロイスをあえてタイタス化して昇華、なんてことはゲーム中ままある)
三成の簡易データ。
シンドローム:ハヌマーン/ノイマン
Dロイス:達人
ワークス:FHチルドレン……あたり。秀吉のセルに所属。
衝動:嫌悪
速度と技巧ってことで上記シンドローム。頭がいい感じはしないんだが(酷)妙に勘はするどそうなので《インスピレーション》とか持ってそう。秀吉様いる頃のDロイスは普通に「達人」で良いと思う。家康ジャーム化したら「復讐者」に変更で。
ジャーム化すると《定まりし殺意》で自分に対するロイスを切った相手にダメージを与えてきます。でも他の嫌悪のEロイスは刑部涙目な内容なものが多いんだよなぁ。
ついでに刑部の簡易データ。
シンドローム:オルクス/バロール
Dロイス:対抗種
ワークス:FHエージェント。
衝動:憎悪
結界を広げるロックオン技がオルクスが領域を広げてるようにしか見えないのと、ふわふわ浮いてるのが重力制御っぽかったのでバロール。《テレキネシス》で数珠の演出をしたり《魔王の玉座》でふわふわ飛んでるのがいいですな。
大谷さんが他人に触れないのは対抗種だから、というのを思いついて一人でニヨついてました。強力な攻撃力を持つ代わりに自分の身体をも破壊するウイルスに侵されていて、触れるだけで相手も自分も痛い。全身包帯でぐるぐる巻きなのはそれを防ぐため…はい、そろそろやめよう、止まらないし。
***
シーンは三成のOP的直前な場面。敵に囲まれている二人。
三成は侵蝕率はさほど高くなっていないが残存ロイスは3つ(秀吉、家康、刑部)のみ。刑部はロイスを残しているが侵蝕率がかなり高いという状況。
そんな状況で範囲攻撃でも受けたのか、二人のHPが同時に0に。ロイスを切って復活するか、一旦戦闘不能になるか迷う刑部。ここでロイスを減らすとこの後のバックトラックに失敗してジャーム化する可能性がある。
三成「無理はするな、刑部。後は私に任せろ」
刑部「しかし三成、ここでロイスを切るとぬしの残りロイスは…」
三成「2つあれば十分だ。次の一撃で決める。3倍ぶりすればギリギリ戻ってこれるはずだ。というわけで、刑部のロイスをタイタスにして昇華。戦闘不能から復活する」
刑部「……われのロイスを切るのか、三成よ」
三成「貴様を守るためなのだから、貴様のを使うのが妥当だろう?」
刑部「われはなにやらいやな予感が……(ぶつぶつ)」
範囲攻撃で敵を蹴散らし、戦闘終了。
三成「ではエンディングの前にバックトラックだな」
ゲームマスター(以下GM)「お待ち下さい。その前にひとつシーンが挟まれます」
三成「ほう」
GM「激しい雨が降る中、三成が秀吉の立っていた崖に登っていくとですね、一人の青年の背中が見えます。あなたのロイスの家康ですね」
三成「……秀吉様はどうした」
GM「家康の前に倒れています。死んでいますね」
三成「…………」
刑部「…………」
三成「家康に斬りかかる!」
GM「家康はそれを避けて跳躍します。そこに飛び込んできたのは本田忠勝。家康はその背に乗って退場します」
三成「家康……ッ、貴様を、許さないッ!」
GM「それはそれとしてですね三成さん。秀吉のロイスは彼が死んでしまったのでタイタスにしてくださいね」
三成「…………」
GM「当然裏切り者の家康のロイスもタイタスにしてください。もう友人として信頼することはできないでしょ?」
三成「それはそうなんだがGM?」
GM「はい?」
三成「私のロイスが一つもなくなってしまったのだが?」
GM「バックトラックに使えるロイスがないなら自動的に失敗ですね。ジャーム化です」
三成「…………」
刑部「GMよ」
GM「なんでしょう?」
刑部「鬼畜すぎやせぬか?」
三成「(ぶつぶつ)あそこで刑部のロイスを残していれば……いやしかし」
刑部「言うな三成。元をただせばぬしがわれを慮ったがゆえ……つまりはわれのせいであろ」
三成「あの判断は私が下したものだ!貴様のせいなどではない!」
GM「ハイハイ。で、刑部はどうします?わざとバックトラックに失敗してジャーム化することもできますよ?」
刑部「いや、3倍振りしてでも戻ってくるとも。われはジャーム化する気はない。三成へのロイスを失いたくないゆえな」
三成「刑部……しかし、私はもう、貴様へロイスを持つことはできんぞ。日常には戻れない。家康へ復讐することしか考えられないだろう」
刑部「それでよい。われがぬしへのロイスを失わなければそれで良いのよ。われはぬしの力となろう」
いやぁ、われながらヒドイ妄想だ。
[1回]
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