本日は京都から戻ってくる友人を生温かく迎える会(幹事命名)で今年最後のTRPGでした。お品書きはブレイド・オブ・アルカナのPLとシノビガミのGM。面子はu-kaiさん、MASAさん、Bivlioさん、私の4人。
まあ、いろいろ楽しいことがあったので(大惨事的な意味で)、記念にいろいろ書こうと思います。具体的に言うとBASARA関係の妄想です。二次創作屋のTRPGの楽しみ方、と言えばそういえなくも無い。
u-kaiさんGMによるブレカナ(ファンタジーもの)は以下のとおり(コピぺ失礼します)
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ブレイド・オブ・アルカナ『君が救いを望むなら』
:予告
「『贖罪の道は誰にでも与えられるでしょう。しかし、それは耐えがたい苦難の道。それでもあなたはその機会を望みますか』
救世母の問いかけに彼は答えた。
『たとえ、100の100倍の年月がかかろうとも諦めはしない』と」
―――――『仮面の贖罪者』より
時は西方暦1063年、ハイマンズベルクの領主が何者かに殺された。
父殺しの汚名を着せられた前領主の子が、闇の証を刻まれた者と出会った時、運命の車輪は廻り始める。果たして、闇に穢れた魂にもたらされる救いはあるのだろうか。
ブレイド・オブ・アルカナ
『君が救いを望むなら』
アルカナの刃よ、闇の鎖を打ち砕け!
推奨特殊因果律
PC①:「No.D04 紅い夢」
PC②:「No.062 銀の衣と毒の血」
PC③:「No.093 忠臣」
PC④:「No.044 出ることのない杭」
PC⑤:「No.014 沈黙の守護者」
シナリオハンドアウト
各PCには以下の設定がつくので、相談してキャラクターを作成すること。
PC①:ハイマンズベルクの近くに住んでいる。魔神カアスの花押が刻まれている。
PC②:ハイマンズベルクの領主の子である
PC③:PC②の父に仕えていた
PC④:ハイマンズベルクに住む司祭である
PC⑤:聖グラディウシア騎士である
PC①
○不審/自分自身
君の手は拭いきれないほどの血に染まり、君の魂は償いきれないほどの罪に穢れている。だから、もう二度と罪を犯すことのないようにただ一人で生きていくことに決めた。
しかし、ハイマンズベルクの領主殺しの騒動によって、孤独な生活は突然終わりを告げる。君の前に示されているのは救いの道か、あるいは破滅への階だろうか。
PC②
○仇敵/アウグスト・シュハルト
君は、傷を負いながら夜の森を必死で駆けていた。領主であった父が殺され、君自身間一髪のところを城の者に逃がされたのだ。そのおかげで、なんとか追っ手から逃れることはできたが、傷が思っていたよりも深かったようだ。味方一人いない闇の中で君は意識を手放した。
PC③
○遺言/PC②
君は、ハイマンズベルクの領主に仕えている。その領主が、先日何者かに殺された。犯人は、なんと領主の子であるPC②であるという話だ。その話を信じることができなかった君の前に、殺された領主パーヴェルの亡霊が現れて「『PC②』のことを守ってほしい」と頼んできた。死してなお、子を思う親の気持ちを無視するわけにはいかない。
PC④
○地縁/ハイマンズベルクの人々
ハイマンズベルクの領主が代わってから、町からは活気が失われてしまった。ささいなことや全くの無実の罪で、投獄や処刑されることが増えたからだ。不満に思っている町の住民の中では、不穏な空気も漂っている。町の人々を守るために、君にできることは無いのだろうか。
PC⑤
○告発/“緑衣の魔女”
君は救世母に代わって、断罪の刃を振るう聖グラディウシア騎士である。同志騎士から、かつて、騎士団の討伐を逃れた“緑衣の魔女”と呼ばれる殺戮者がハイマンズベルクにいるという知らせを受けた。沈黙の断罪は速やかに下されねばならない。君は、ハイマンズベルクへ向かった。
***
今回はPLが3人なのでPC1~3までを使用。私の割り当てはPC3。
「忠臣」である。
私は思った。
三成をモデルにキャラを作ろう。
以下追記↓
キャラ作成時の思考がだらだら書いてあるので注意。
三成なら攻撃系……と行きたいところだが、3人パーティなので役割を考えて作らないとまず死人が出る。PC1は殺人者を守護する魔神の能力を持ってるのでまずアタッカーなのは間違いない。
「忠臣」は防御時にボーナスが入るのでPC3の役目はディフェンダー=アダマス(騎士、防御系)である。
騎士の三成…悪くない。むしろファンタジー世界で再現するなら順当。
追加サプリメントでエント(指輪物語のアレが人間に変身出来る様になってる種族)の防御力が上がったので、エントにしよう。
エントは穏やかな心と怒りの心の二つの感情しかもっていない。つまり、ぼーっとしてるか怒ってるか。うん、三成ッぽい(←お前は三成を何だと思ってるんだ)
周囲を見回した所、PC2は回復する気が無い様子。
HP回復がいない=死、なので回復役も兼ねることにした。
……三成が回復か。どうかと思うけど、まあいいや。
できあがったのは、町ができる前からずっと森に住んでいて、領主がやってきたとき「森を伐採しない」事を条件に代々の領主に使える契約を交わしたエントの騎士、オルヴァール。
まあ、三成っぽいのは気性が激しいことくらいだけど、完全に同じでも困るし、悪くない設定だと自画自賛しながらプレイ開始。
良い感じに仲間同士で交流したり、敵キャラと火花を飛ばしたり。
犯人にされていたPC2(ブライス君。両親とも殺されている薄幸の青年)が自分の嫌疑を晴らしたシーンはなかなか感動的で、現在の若い主の成長した姿に感動したりしてました。
ボスの殺戮者×2との戦闘は戦術ミスでだらだら長引いてしまいオルヴァールが肝心な時に防御にミスるわ回復ミスるわ、乾坤一擲の一撃を放つはずのPC1(ナッシュさん。元暗殺者のオッサン。なりゆきでブライスの母の仇ということになった)が攻撃失敗するわで大分死線が見えましたが、辛くも勝利。
その時点で私のキャラは気絶してました。
最後の1手を外してたら死人が出ていた。そんな辛勝でした。
いやーめでたしめでたし。
と行きたかったんですが。
ブレカナには「死亡」のほかに「闇堕ち」というキャラロストがあり、最後にDP回復の判定をして戻って来れないと魂がダークサイドに堕ちて殺戮者と呼ばれる悪しき存在になってしまうわけです。
DPはMP的なもので、ゲームをやってるとガンガン削れていきます。今回は戦闘が長引いたせいで、皆ピンチ。
20面体のサイコロを振って出た目だけ回復するわけですが、ゲーム終了時にもらえる経験点を犠牲にしてサイコロを増やすことができます。
オルヴァール「-26なんで、5個振ります(コロコロ…)い、異様に低い……でも、4で戻ってきましたよ!」
ブライス「-49だけど……5個でいいか」
オルヴァール「10個じゃなくて良いんですか?」(←サイコロは最大10個振れる)
ブライス「期待値出れば5個で戻ってこれる気がする。(コロコロ)……48だね。-1で堕ちたね」
オルヴァール「だから10個にしとけっていったじゃないですか!!」
ナッシュ「俺も-49だけど、5個で(コロコロ)……37しか出てないね」
GM「全然無理ですね」
ナッシュ「堕ちた」
オルヴァール「殺戮者2人倒しても2人殺戮者生み出してちゃ意味ないじゃないですか!!」
一同「…………(頭を抱える)」
GM「あのさ……エンディングの演出考えたんだけど、言って良い?気に入らなかったら却下で良いから」
一同「言ってみてください」
GM「
その日、ハイマンズベルクという街が地上から消えた」
一同「あ、もうそれで良いです(笑)」
***
というわけで、三成をフィーチャーしたオルヴァール君は主を失いました。戦いが終わって目を醒ましたら主が闇堕ちしてた。PLとしては笑うしかないです。
主がいなくなってしまったので「忠臣」が消え、守るべきものすべて失ったオルヴァール君は傷心の旅に出ようと思います。
三成……君はどの世界でも主を失う定めなワケ?
そんな事を思いつつ。いつか別のセッションで大谷さんみたいな人に会えると良いね……無理か。
今日の教訓は「DPが-40超えてたら10個振り」でした。
元旦にやるシノビガミでは女体化大谷さんっぽいキャラにしようと思ってるんですが、勝つビジョンが見えないwもっというと、精神崩壊エンドもありえると推測中。良くて大泣きエンドかなぁ……でもそれはそれで美味しい。とりあえず善戦はしてみせるつもりですが。
三成、大谷さん……こんな扱いで、なんかスマン。
まあ、すごく楽しかったですけどね!いろんな意味で!!
支離滅裂ですが、読んでくださった方はありがとうございました。
私がGMやったシノビガミも大概酷かったと添えておきます。
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